【僕の後輩との接し方失敗談】後輩フォロー下手の僕が変わった転機

マオです。


今回は、徐々に仕事を覚えていって、
逆にそれが原因で後輩の反発を受けた話を
しようと思います。

この体験で思い知らされたのは、

スキルはコミュニケーション能力が
あってこそ活かされる

ということ。


当時は

 「なんで、ちゃんと言ったことをやれてないんだ!」

など、よく怒ってた。

何ができていて、何ができていないか、
詳しく観察せずに。

今から思うと、
よくそれで後輩の指導役をやってたよな、
と恥ずかしくなります(-_-;)


でもこの失敗があったからこそ、

「怒る時にどうあるべきか」

を気にして勉強した。

だから僕にとって、決して忘れちゃいけない経験。
覚えておくためにも、書き留めておこうと思います。

親切心でアドバイスしたら「そんなの分かってますよ!」と反発された


僕は当時、法人向けソフトウェアのトラブルに
対応するコールセンターで、

ソフトの使い方やトラブルの解決方法を答える
仕事をしていました。


最初の頃は、
とっさの質問に答えられずアワアワしたり、

「人の話を聞いていないですね!」
とクレーム入ったりで、

本当に大変だったな(汗)
(詳細はこちらのマンガで描いています)


まあそれがキッカケでコミュニケーションを
学び直した結果、

 ・お客様対応アンケートで、部署20人中1位を獲得
 
 ・短い時間で伝えたいことが伝わる様になったから、
  残業が月20時間は減った
 
 ・余った時間で、小学生の頃から憧れていた
  作曲を学び始めた

と大変わりして、嬉しかったです^^


ちょうどその頃に、後輩のM君のフォロー役を
上司から頼まれた。

 上司:
  「M君がちゃんと仕事を覚えられるように、
   フォローよろしくな」
  
 マオ:
  「はい、頑張ります!」

最初のうちは、やる気もそれなりにあった。


でも。

やる気はすぐため息に変わった…。

 「いや、教えるのがこんな難しいとは…」

仕事も覚え初め、
社会人生活にも慣れていない新人を育てるって、
とても大変でした。


M君がトラブル調査に行き詰まっている
ようだったので、心配になって僕は尋ねてみた。

 マオ:
 「何に困ってるんだ?」

 M君:
 「コマンドの実行時間が長くなった原因を
  調べているんですが、お客さんから頂いた
  資料を見ていても分からなくて…」

そう聞いた後、僕は矢継ぎ早に話しまくった。
専門用語も交えながら。

 ・事例を調べたか?
 ・マニュアル読んだか?
 ・資料の〇〇の値はどう違ったか?
 ・コマンド発行されたら、どこでどう処理されるか?

 「技術的に適切なアドバイスさえすれば、
  M君は調査を進められるし、次に活かせる」

そう思って。


でもM君はキレてしまった。

 「そんなの分かってますよ!」

と。

分かっているように見えないから、
言ったんじゃないか、コノヤロー(怒)

あの時の僕の顔はきっと、
鬼みたいに怒りジワだらけだったろうな。

で、ケンカ別れみたいになって、
その日しばらく互いに話さなかったです。

自分本位のアドバイスじゃ伝わらないと知った転機

 「なんでせっかくアドバイスをしたのに、
  刃向かうんだよ」

その後も僕は、そんなウップンを抱えていた。

かと言ってフォロー役である以上は、
M君を放っておくこともできない。

 「少しずつでも仕事が、
  できるようになっているだろうか?」

と心配でもあったし。


そんなモヤモヤを抱えた僕の転機は、
会社の研修だった。

僕のいた会社ではおよそ3ヶ月に1回、
外部から講師を呼んで、道徳教育をしていました。


「道徳教育」と聞くと、
なんか古臭いと思われるかもしれません。

実際僕も、ためになる部分もあると思いつつ、
どこかナメていた節はあった。

 「道徳なんて、大人になってやることー?」

みたいに。


その時された話は、まとめるとこんな話でした↓


親からお使いを頼まれたのに、
お金を落として牛乳を買えずに泣いている、
1人の少女がいた。

その様子を見かけた貧乏な学生が、
少女に約束する。

 「夕方にここへ来て。
  牛乳を持ってくるから」

でもその後友達から、こう告げられる。

 「富豪が奨学金を出してくれるってよ。
  これから帰るからすぐに来なさい、って」

しかし富豪の家に行ったら、
少女との約束は果たせないから、
ということで彼は富豪の誘いを断った。

 「私の好意をムダにするとは、けしからん!」

と富豪は怒ったが、少女との約束を守った話を
聞いたところ、

 「素晴らしい学生だ」

と褒めて、奨学金を出した。

その後で講師は「約束の大切さ」を話したけれど、
僕はその富豪に自分を重ねていた。

 「自分も一方的に、相手の事情も知らずに
  腹を立てていたんじゃないか?」


確かに僕は、M君のフォローをしようとして、
アドバイスはしていた。

だけど思い返せば、自分本位であった。

 「何が分かっているのか」
 「何が分からず、困っているか」
 「どのように考えているか」

ああ、M君のことを知ろうとしてなかったな。

「M君は何も知らない」と当てつけての
アドバイスだったから、

そりゃ「分かってますよ!」と、
反発もしたくなるよな。


だからその後はアドバイスでも注意でも、

 「M君はどう考えているか」
 「前のアドバイスをどう聞いたか」

と聞くように、対応を変えたんですよね。

要するに、M君の事情を細かく聞いた上で、
M君の分からないところをフォローするようにしました。

したらM君からもトゲトゲしい言葉は無くなったし、

僕もずっとストレスなくM君のフォローができるようになった。


「自分のコミュニケーションが変わると、
 周りも変わる」

改めて知らされた体験でした。

「工学部生でも古典を読め」と言った教授の真意

どんなにスキルがあったとしても、
自分本位な考え方では、人の心は動かないし、
人からの協力も得られない。

M君の1件から、僕はこれを痛烈に知らされた。


でも今思うと、学生時代の教授からも、
教えてもらっていました。

 「工学部生でも、古典は教養として読みなさい。
  人の本質を知るために」

と。

なんでやねん。
古典が苦手でもあったから、工学部選んだのに(汗)

と思いつつも、でも納得もいった。


工学と言っても、
人の暮らしを便利に、幸せにするためにある。

だから
人はどんな時に、幸せや不幸を感じるか?

を知らないと、何を研究すべきか?
の方針が定まらないんですよね。

しかも心理学じゃ浅いレベルでしか
人の心が分からないから、

哲学や思想の領域まで踏み込んで知れ、
と教授は言いたかった。


なので僕も、コミュニケーションを教える時は

 ・どうしたら信頼されるか
 ・どうしたら人は動くか

などを、人の心や本質から学べるようにして、
講座やワークショップをやっているんですよね。


人の本質から知れば、

 「ネットの会話テクニックを見たのに、
  うまく話が盛り上がらない!
  どうして?」

とかの、テクニックに振り回される悩みが無くなるから。

それに人の本質は何百年経とうと変わらないので、

一度知れば一生活かされる知識になるんですよね。

まとめ

今回の話をまとめると

  • スキルはコミュニケーション能力があってこそ活かされる
  • 自分本位のアドバイスや提案では、人は動かないし反発する
  • 相手の事情を聞いた上でのアドバイスが、相手に受け入れられるコツ
  • 人の本質から知れば、テクニックに振り回される悩みは無くなる

です。

ブログを始めたきっかけ

==========

コミュ障だった僕は7000人の前でスピーチしました。

さらに

職場と家の往復で1日終わっていたのが、
初対面から気の合う友達となっては一緒に人狼ゲームしたり。

コールセンターのお客様対応アンケートで、
センター1番の高評価を得たり。

口説いてるつもりゼロなのに新卒OLからデートに誘われて、
その後で恋人になったり。

職場で苦手な人に振り回されないで、定時に帰っては
趣味の作曲に没頭したり。

そんな日常を過ごしています。

就活時代に、面接が苦手すぎて15社落ちて、
会話が苦手すぎて解雇寸前だった新卒時代の僕が
今の僕を見たら、

「お前本当に俺かよ?」とひっくり返ると思います。

そんな話を聞くと、なんかコイツめっちゃ怪しいとか思うかもしれません。
「人間そんなに簡単に変われるものか」と。

でも僕はもともと「人付き合い=ストレス」と感じていましたし、

高校デビューに失敗したために、
休み時間は図書室で1人本を読むのが日課。

「どう話しかけたら仲良くなれるの?
 言いたいことが伝わるの?」

職場でもプライベートでも、
事あるごとに悩んでました。

そんな僕でも、
お客様対応でコールセンター1位を取って感謝されたり、
悩みを相談できる友達ができるようになりました。

センスじゃなくて、結局、知っているかどうか。

そしてやるかやらないか。

これで差がつくんですよね。

学んでいけば誰でもできるし、僕の教え子でも1ヶ月で

「職場の後輩が自分から動くようになりました!」
と、変わりように驚いています。

ここに至るまでの過程とか、
こうやって情報発信している理念とかを、記事に書きました↓

解雇寸前だった僕が気にしすぎる気質を才能に変えて7000人の前で話すまで

ブログに書いていない話はメルマガで。

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