マオです。
20年前と比べたら、遥かに情報量が増えたので、
まるで「検索すればなんでも分かる」みたいに思われています。
だから、何でもかんでも聞いたら「ググれ」と返される。
ググれば欲しい情報が出てくるから。
でもこれ、
半分当たっていて半分間違っている考え
と思っています。
これは僕がコミュニケーションの型を学んだ結果、
「人と会うのが楽しい」とマインドが変わり、
生い立ちも価値観も様々な人とたびたび、話すようになってからの実感です。
昔のように「人付き合い=ストレス」に縛られていた時代では、
まず気づけなかった。
東洋哲学の勉強会でお世話になっているI先生から、
デートスポットを教わった時もそう感じましたね。
その時の話を通して、
検索すれば分かるは本当か?
について書いていきます。
「初めて会う人と、なーんか自分からカベを作ってしまうんです」
という人でも、これ1つ分かれば、
「あっ、そんなメリットがあるなら、初めての人とも関わってみようかな」
と前向きになれると思います。
目次
「デートにオススメ」な港区の一等地を思いがけず教えていただく
その日は、前々からお世話になっているI先生の講座に、僕は参加していた。
11時半になって休憩中、講座で仲良くなった先輩や友達と一緒に話していたところ、
I先生が歩み寄ってこられた。
マオ
「I先生、今日もありがとうございます!」
I先生
「いえいえ、今日もご苦労さま。」
と簡単なやり取りの後、I先生から、耳寄りな情報を頂いたんです。
「この近くに、港区の一等地なのに、人が殆ど来ない海辺のレストランがあるんだ。
近所に住んでいる人のお宅に訪問した時に、案内していただいてね。
そこがオシャレだし、落ち着けるし、リーズナブルだしで、すごく良かった!
もし昼ごはんの場所が決まっていなければ、どうぞ。
デートにもオススメだね」
と。
なに、デートにもオススメ、だと?
聞いた僕は、そのレストランをすかさずipadを取り出して、場所を調べた。
素直にモテたいわ~と思った(笑)のもあるけど、
ちょうどその時、仲が深まっていって、デートに誘いたいな~、
と考えていた女性がいたから。
「ねえ、せっかく勧めてくださいましたし、行きましょうよ!」
と一緒にいた先輩や友達を誘って、さっそく出発。
「デートの下見にもなるし」と心密かに思いながら。
講座の会場から歩いて15分で着いたそのレストランは、
まるでリゾート地のようなたたずまいで、
どことなく外国感がある、オシャレな店でした。
しかもオシャレで港区の一等地にもかかわらず、
1,300円でサラダバー食べ放題だし、土曜日だけどゆったりできる。
すんごい開放的なのに、隠れ家レストランのよう。
「いやあ、ここ、すごいっすね。
I先生から教えていただいていなかったら、
絶対見つけられなかったですよ」
と僕も感激したし、先輩や友達も自然と顔がほころんでいました。
肝心の料理も十分美味しいし、サラダバーも15種類は取れるし、
しかもドリンクも飲み放題!
大満足でした★顔
そして、デートの下見も忘れちゃいない。
「これならデート場所としてもいいし、
しかも景色が良くて、意外に人が来ないから、
告白にも持ってこいだな」
と、値踏みもバッチリできました!
で、講座の会場に戻った後、嬉しさのあまりすぐに
「いやあ、レストランを紹介していただいて、有難うございました!
オシャレで落ち着けて、しかもリーズナブルで美味しいと、大満足です!」
と、I先生に感謝をお伝えしました。
あまりに勢いがありすぎたのか、I先生がむしろ面食らっておられたけど(^^;)
レストラン前の船着き場で告白が叶ってハッピー
それから1ヶ月が経ったころ、
仲を深めていた女性からデートの誘いを受けたりと、
着実に進んでいたし、しかもその場で次の約束も取れたりと、いい感じになってきました。
そろそろ告白イケるかな?
と気ははやるけど、やっぱりフラれる恐怖もある。
なんせ僕は大学生のころ、気になった同級生と関わろうとして、いきなり
「授業のノート見せて!!」
といって、ドン引きされた苦い経験があったから。
「う~ん、100%確実に成功とはいかなくても、
少しでも成功率を上げるにはどうしたら…★顔」
と悩んでいた時に、思い出した。
「そうじゃん、I先生から教えていただいたレストラン前のスポットがあるじゃん!」
あいにくデートの日の夜は、レストラン自体は定休日だったけれども、
レストラン前にたたずむ船着き場も、どことなく異世界感があってオシャレ。
しかもオフィス街から離れていて人も来ないから、野外なのにプライベート空間。
「よし、コレだ!船着き場に誘おう」
当日。
彼女とは「一緒に夕食に行こう」と約束していたので、まずは夕食から。
そこでも話はいい感じで盛り上がった。
子供の頃の話とか、将来やりたいこととか。
特に全国で1000人位の流派の空手を、
別々の大学で同じくやっていた、と知った時は
お互いマジでビビってた(笑)
場も盛り上がってきたところで、
「この辺にさ、静かで落ち着いて海を眺められる場所があるんだ!
一緒に行こう」
と僕から切り出して、彼女と共に店を後にした。
近づくにつれて心臓の鼓動が大きく聞こえてきたけど、
ごく自然体を装いながら会話していたら、船着き場に到着。
「わあ、風が気持ち良いですね!
しかも静かで、こんな場所があるとは知らなかったです!」
彼女も喜んでくれている。
よし、今だ!
「で、その。。。僕と付き合ってほしいです!!」
と告白。
その後、一瞬の間が空いて、、、
「え!、、、嬉しいです!」
との返事が。
しゃあーーーーーー!
と心の中で叫びながら、飛び上がりたくなるほど嬉しかったです★顔
駅までの帰り、楽しく彼女と話しながら、僕は改めてI先生に感謝せずに折れなかった。
「あの日あの時、レストランを教えてくださったおかげで、
僕は付き合うことができました!!」
と。
検索する気の無かった情報がブレークスルーになる
。。。だいぶ濃ゆい話になりましたが(^^;)
結局、何を一番お伝えしたいかと言うと、
検索する気の無かった情報が、自分のブレークスルーになるんだよ。
それは人との関わりで、得られるものだよ。
ということ。
僕は正直なところ、関心はあったけど
「告白スポットはどこがベストだ!?」
と、躍起になって探すほどではありませんでした。
だから告白スポットを検索はしなかった。
「検索すれば何でも分かる」というのは、現代でしたらあながち間違っちゃいないですよ。
少なくとも東京の告白スポットは、彼女との交際が始まった後、
検索したら見きれないほど大量にありました。
けれども「検索すれば」、が前提なんですよね。
裏を返せば、検索しなければ知ることができない。
もっと言えば
「自分にとってコレが大事だ!」という気持ちが無ければ、
「検索しよう」という思いにならないから、
ネット上に情報があっても、知ることができない
のです。
だから「検索すれば何でも分かる」かもしれないけれど、
自分にとって必要な情報が得られない、なんてことはよくあります。
たとえば年10万円以上の医療費を使った人には、
医療費控除という制度があって、
確定申告すれば支払う税金を少なくできます。
当然、国税庁のページでは説明されている。
でも「医療費かかりまくったから、税金安くならんかな」
というように関心が無ければ、その国税庁のページにたどり着けないです。
だから知らぬ間に、機会損失しているケースって、多いんですよ。
だけど、色々な人とコミュニケーションを取れれば、
そんな機会損失も減らせるし、チャンスも増えるんです。
たとえば「いや~、今年は手術があったから、医療費がかさみましたよ~」
と雑談していた相手が税理士とか、入院した経験のある人でしたら、
「それは大変でしたね。。。
ちなみに医療費の控除ってやる予定ですか?」
みたいに、向こうから情報をくれることもよくあります。
自分は医療費控除なんて知らなかったのに、
知っている人から情報をプッシュしてくれるんですよね。
これは検索には無い、すさまじいメリットなんです。
有名人でもデビューしたキッカケとか、有名になった転機とか聞いていると、
人に勧められたのがキッカケや転機だった、というのも少なくありません。
これも検索には絶対に無いことです。
だから
初めての人とでもコミュニケーションしていくと、
自分の知らなかった情報が得られて、転職のきっかけになったり、
悩みが解決するキッカケが得られることもある。
コレが分かると、
「人と関わるのが苦痛」と思っていても、関わるのに前向きに慣れると思います。
PS.
今回書いた、港区の告白スポットを聞きたい!
と思った人がいましたら、上部メニューの「問い合わせ」から
連絡いただければお伝えします(*^^*)
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