「チーズはどこへ消えた?」の感想とレビュー

マオです。

最近は外へ出歩く機会も減ったので、家でよく本を読みます。

で先日読んだのが「チーズはどこへ消えた?」

1998年にアメリカで、2000年に日本で出版された本ですが、
2019年時点では世界で2800万部の大ベストセラーです。

なんでこんなに売れたのか?

その1つが、いつでもどこでも誰でも、ぶち当たる疑問がテーマだから、
と僕は思います。

そのテーマは、

世界の急激な変化に対してどう考えて、いかに対応するか?

そしてその結論は

物事を簡潔にとらえ、柔軟な態度で、すばやく動くこと

と示されています。
詳しい話は後述します。

僕はこの本を読んで、
「難しく考えて動けないこと、あったなあ(>_<)」
と反省せずにいれませんでしたし、

僕が企画している講座の受講生とやり取りしていても、
「シンプルに考えて行動すりゃ、結果はついてくるね(^^)」
と、この本の結論が当てはまるな、と感じました。

「今のままじゃいかんけど、何したらいいか分からない」
と悩んでいる人には、特におすすめしたい。
30分ほどあれば読めて、気持ちが明るくなりますから。

今回は自分の備忘録を兼ねて、要点と感じたことを書いていきます。

かつての幸せに見切りつけるのが速いほど新しい幸せを得られる

僕がこの本を見て最初に思ったのは、チーズって何ですか?ということ。

これは表紙の裏側にこう書いてありました。

「チーズ」とは、私達が人生で求めるもの、

つまり、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定・・・・等々の象徴。

言われてみては毎日の生活って、

「これがあれば安心だ、安全だ、幸せになれる」

と思っているモノを求めていますよね。

僕もそうです。

就活していた時は

「働けるようになればお金が得られるし、
正社員というステータスが得られるから、
無職よりマシになれる」

と思って選考を受けていた。

FXを始めた時も

「会社の給料以外でお金を得られれば、
欲しいモノが買えるようになるし、
会社だけに依存しなくて済む」

という動機から、学習と実践を繰り返した。

 

けれどもここで大事なのが、世界は刻一刻と変化すること。

そしてチーズに裏切られた時、人は不幸を感じること。

僕の場合は、就活してようやく会社に入れましたが、
話が苦手だったのに話すのが仕事のコールセンターに配属された直後、
お客さんと全然話せなくて、めっちゃ気分が沈みました(–;)

「お金を得られて正社員になれれば、安心だ」

というチーズが当てにならなくなったんです。

多かれ少なかれ同じような経験がある人も、いらっしゃるのではないでしょうか?

「チーズはどこへ消えた?」の物語に出てくる2人の小人も、
自分たちが見つけたチーズステーションのチーズが日に日に少なくなって、
ついに無くなった時、「チーズがないじゃないか!」と嘆いた。

今まではチーズがあるのが、当たり前だと思っていたから。

ここで物語が終わっていたら、悲劇でした。

 

でも物語には、続きがある。

小人の1人が
「ココにいてもチーズは戻って来ないから、探しに行こう!」
と決めて立ち上がった。

あちこち探した結果、ようやく別のチーズステーションに辿り着きました。
そこにもうチーズは欠片しか無かったけど、
それでも新たな方向に進めたのが収穫でした。

世界の変化自体を止めることはできない。

けれども変化を見つめて、
かつて自分に幸せを与えてくれたモノを、早く捨てられるほど、
新しく幸せを感じられるモノを得られる。

でももう1人の小人は、まだ元のチーズステーションにとどまって、
戻らないチーズを嘆いていました。

 

僕もコールセンターの仕事で上手くいかなかった時、
ついには解雇寸前までいったのですが、

それが好転したキッカケは、
過去の自分には役立っていた習慣を捨てた時でした。

お客さんへの電話の前にガッチリ話す内容を決めて、
ひたすら止まらずに言いまくっていたのを止めて、
お客さんが何を解決したいかじっくり聞くようにしたりとか。

メールを出す時に、前提や根拠をあまさず書いて送るのを止めて、
最初に2,3行で要約した対策を書いてから、
根拠などを後で書くようにしたとか。

捨てるのは正直怖かったですが、今では捨ててよかった、と思えます。

しかも捨てるのが早いほど、幸せを早く得られることも。

恐怖を乗り越えれば「想像するほどひどくない」と楽になっていく

それに恐怖というのは、自分1人で想像していると強大になってしまうのですが、
実際に動き出すと「想像していたほどの恐怖じゃないな」となるもの。

物語の小人の1人も、動き出すまでは
「チーズは見つからないんじゃないか?それどころか危険な目に遭うのでは?」
と不安でした。

でも動き出したら、別のチーズステーションを見つけられたし、
そこにチーズが残っていなかったのはガッカリしたけど、

「チーズは別の場所にもあるんだ!」と発見できたし、
「新しい方向に向かって動くと心がおどる」のにも気づきました。

 

世の中には

「このままの生活を続けたくないけど、何をしたらいいか分からない」

と悩んでいる人が、とても多い。

というか僕自身が、まさにその1人でした。

コールセンターの仕事で、お客さんとのコミュニケーションが上手く取れず、
朝起きるたびに「また話さなきゃならんのか。。。」と胃が痛くなっていました。

こう悩む時ってたいてい

「何か行動しても、ムダに終わるんじゃないか?」
「それどころか、もっとひどい目に遭うんじゃないか?」

自分の心が恐怖で支配されている時なんです。

しかも厄介なことに、恐怖を思えば思うほど肥大化していく。

だから行動しないのも不安だけど、行動するのも不安になる。

 

けれども実際は、

行動したら成功でも失敗でも、
行動しないのに比べて絶対に成果が出ます。

僕の場合でしたら、コミュニケーションを本格的に学び始めたころに、こんな風に動きました。

  • 問い合わせ受けた後の最初の電話で、お客さんが何に困っていて、
    最終的にどんな状態にしたいのかを聞きだしたら、
    トラブル解決できるまでの時間が格段に短くなって、お客さんに喜ばれた
  • 「あいづちが大事」と本で読んだから、お客さん対応で試したら、
    それに気圧されてとても話しづらくされていた

これはほんの一例ですが、まあ成功も失敗も色々とありました。

だけどやってみたら必ず、
この行動はお客さんウケがいい、逆にコレはイマイチ、
という結果が分かる。

そして「自分、前に進んでる!」という、前向きな気持ちになれる。

やらなかったら、絶対に分からなかったことなんです。

で結果がわかれば、良い行動は続ければいいし、
逆にイマイチな犯行だった行動は、その場限りで終わらせればいい。

失敗でもすぐ撤退すれば安全は確保できるし、
しかも行動しなければ決して得られなかった
「〇〇をやったら危ないぞ」という事実が分かるから。

これを経験していくと、
「何すればいいか分からない」と悩むよりも、
「とりあえずやってみる」で行動したほうが楽なんだ、
と分かるようになります。

自分が変わるために恐怖はどうやって乗り越えたらいいの?

「とは言っても、そんな簡単に恐怖を乗り越えて、行動できれば苦労しないよ」

という人も多いもの。

僕自身も
「お客さんとやり取り上手くできなきゃ仕事にならない、クビだ」
と解雇寸前までいってようやく、重い腰を上げたくらいです。

でも自分の恐怖が肥大化している時にでも、
行動するハードルを少しでも下げて、行動しやすくする方法はあります。

それは人と話すこと。

結局、恐怖が肥大化していくのは、自分で想像しているからなんです。
言い換えると、実際行動した人の話を聞いていないから。

 

たとえば車の運転。

運転する人はものすごく多くて、
日本では8,000万人以上が免許を持っていますが、
よく考えてみると運転って怖いですよね?

事故ったら死んでしまうことが、普通にありうるから。

僕は高校卒業直前に免許を取ったのですが、
最初は車の運転ってメッチャ怖かったですね。

最初に教習所の中で運転した時は、カーブでハンドル切りすぎて、
縁石に乗り上げでしまった。

「おーい、危ないよ!」
と教官にも叱られたし(;_;)

「いや、このまんまで大丈夫なんだろうか?
ちゃんと運転できるようになるんだろうか?」

と不安になって、夕食の時に親に話したんですよね。
そうしたら

「最初はそんなもんでしょ。やっていけば自然に慣れるし、
教習所の中ならミスっても大事にならないし、
教官がブレーキ分だりしてくれるでしょ。
大丈夫、大丈夫」

と励ましてくれた(*^^*)

別にそれで恐怖がすべて消えたわけじゃないけど、
「また練習してくるか!」と前向きになって、
早速次の教習を予約しましたね。

したら親の言う通り慣れてきたし、
やがてきた路上教習も難なく終わって、
免許を取れました。

 

こんな感じで人と話すと、自分の想像した恐怖がでかすぎなら、
「あ、怖がりすぎていたんだ」というのが分かります。

さらにいうとこれ、
自分が普段話さないタイプの人と話すのが一番なんです。

「あ、そういう考え方もあるんだ」と、
自分の価値観だけでの判断を止められるから。

「チーズはどこへ消えた」の結論でも、

自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ。
そうすれば見切りをつけ、前進することができるのだ。

と言われていますが、普段話さない人との話は、
自分が実際以上に恐怖しすぎていることに気づく、キッカケになります。

しかも現代ではSNSもイベント告知サイトも発達しているから、
過去かつて無いほどに、普段話さない人と話せる機会は大量にある。

あとは自分次第なんです。

 

「でもSNSやイベントに行ったところで、
どうやって話しかけたらいいかわからないし、

関係を築けばいいかわからないよ」

もしかしたら、こんな悩みもあるかもしれないですが、

その時にはコミュニケーションの型を学ぶと、
初対面でもすぐ仲良くなれるし、
相談をし合える深い関係も築けるようになりますよ。

しかもコミュニケーションは型があるから、
今の性格やセンスに左右されずに、誰でも身につけられます。

 

最後に、この本を読んで僕は、

世の中の変化自体は避けられないけれど、
変化に対してどう反応して行動するかは自分で選べる。
未来の自分は自分自身で決められるんだ。

ということを知らされました。
そして

それでも行動するのが怖い時は、人に自分の悩みを話して、
恐怖のカベをぶち壊してもらえばいい

とも感じました。

ブログを始めたきっかけ

==========

コミュ障だった僕は7000人の前でスピーチしました。

さらに

職場と家の往復で1日終わっていたのが、
初対面から気の合う友達となっては一緒に人狼ゲームしたり。

コールセンターのお客様対応アンケートで、
センター1番の高評価を得たり。

口説いてるつもりゼロなのに新卒OLからデートに誘われて、
その後で恋人になったり。

職場で苦手な人に振り回されないで、定時に帰っては
趣味の作曲に没頭したり。

そんな日常を過ごしています。

就活時代に、面接が苦手すぎて15社落ちて、
会話が苦手すぎて解雇寸前だった新卒時代の僕が
今の僕を見たら、

「お前本当に俺かよ?」とひっくり返ると思います。

そんな話を聞くと、なんかコイツめっちゃ怪しいとか思うかもしれません。
「人間そんなに簡単に変われるものか」と。

でも僕はもともと「人付き合い=ストレス」と感じていましたし、

高校デビューに失敗したために、
休み時間は図書室で1人本を読むのが日課。

「どう話しかけたら仲良くなれるの?
 言いたいことが伝わるの?」

職場でもプライベートでも、
事あるごとに悩んでました。

そんな僕でも、
お客様対応でコールセンター1位を取って感謝されたり、
悩みを相談できる友達ができるようになりました。

センスじゃなくて、結局、知っているかどうか。

そしてやるかやらないか。

これで差がつくんですよね。

学んでいけば誰でもできるし、僕の教え子でも1ヶ月で

「職場の後輩が自分から動くようになりました!」
と、変わりように驚いています。

ここに至るまでの過程とか、
こうやって情報発信している理念とかを、記事に書きました↓

解雇寸前だった僕が気にしすぎる気質を才能に変えて7000人の前で話すまで

ブログに書いていない話はメルマガで。

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