マオです。
僕が3週間で、youtubeの動画100本撮り終わったと宣言した時に、
真っ先に返信をくれた女友達から、
「転職でしばらく会うの難しくなるよ」
との連絡が来た。
まあ、突然過ぎてビックリΣ(~ロ~;)
本当ならたくさんの人で集まって、
店を予約して夕食を一緒に食べたかったけれど、
緊急事態宣言が出ているこの状況なので、
空いているカフェで転職する女友達(Sさん)・僕・共通の女友達(Uさん)の3人で、
こぢんまりと集まりました。
しばらくとは言え、これが1つの節目と思うと寂しいものです(´A`。)
「新しい仕事って何やるの?」
『介護の仕事だよー』
「どんな経緯でその会社に行くことになったの?」
『大体1ヶ月前が始まりで、・・・』
という感じで会話が盛り上がって一段落したところで、
Sさんは電話が来たということで、一旦離れる。
で、話題はUさんの仕事に移りました。
何でも、CADソフトをインストールできなかった同僚がいて、
それで2時間損していたとのこと。
しかも「毎日」2時間。
ん、それどゆこと?
「それはね・・・」と語ってくれた話が、とても興味深かったです。
目次
たった1つの理由で毎日2時間損していた
Uさんの職場では、CADソフトを使っているとのこと。
CADソフトは、機械や建物から服まで、様々なモノの設計を助けるたぐいのソフトで、
それぞれの分野で専用ソフトが出ています。
手書きするより、ずっと早く設計できるんですよね。
Uさん
「それで私は職種が違うから使わないけど、
職場ではCADソフトが無いと全然仕事にならない人が大半。
だからシステム担当の人があらかじめCADソフトをインストールし、
必要な設定をしてから、必要な人に渡しているの」
マオ
『まあ、大抵の職場はそうだよね』
Uさん
「でも自分でCADソフトのインストールや設定もできて、
あと会社で決められたセキュリティ設定さえ自分でできれば、
在宅勤務OKなんだ。コロナが流行る前からね」
マオ
『マジっすか!?その会社、恵まれてるじゃん』
『ならコロナが流行っている今は、CADで仕事する人はみんな、在宅勤務なの?』
Uさん
「いや、特に年配の社員の多くは出社してるよ」
僕は最初コレを聞いた時、
まあ、実際に触れるモノを扱う人もいるだろうし、
少しは出社しなきゃできない仕事の人もいるかもな~。
と思ったんですよ。
だからUさんにこう聞いた。
マオ
『ああ、じゃ会社に行って試作品を実際に見たりとか、
オフィスでないとできない仕事もあるのか~』
でもUさんの答えは、意外なものでした。
Uさん
「いや、全くそんな仕事ない人でも、もともと出社していた人は多いよ」
ん?
どゆこと?
- コロナウイルスが流行る前から、もともと在宅勤務OKな会社
- 満員電車は少なからず避けたいはず
- 仕事内容もオフィスに行く必要が無いもの
なのに、出社する理由ってなんだ?
分からなかったのでUさんに質問したら、
また意外な返答であった。
CADソフトを自分でインストールしたり、設定したりできない。
そんな人は出社していたよ。
と。さらに、
Uさん
「その中には通勤で片道1時間、往復2時間かかる社員もいたよ」
と言うのです。
正直、お口ポカーンでしたわΣ(゜゜)
僕自身はCADソフトをインストールしたことが無いので、
偏見かもしれないけれど、
インストールと設定に2時間もかかる面倒くさいソフトなんて、正直考えにくい。
だって面倒くさいソフトは、それだけで人気が無くなるから。
僕が昔、コールセンターでトラブル対応していた業務用ソフトは、
IT業界では「難易度が高い」「設定箇所が多くて複雑」とか言われたけど、
それでも1時間もあればインストールも、使うに必要なレベルの設定も終わる。
確かに慣れないインストールや設定を、
自分でやるのが億劫なのは分かります。
でも1回インストールと設定をすれば、毎日の通勤が要らないし、
満員電車のストレスから解放されるのだから、やらん理由が無くねーか(?_?)
と思いましたね。
これがセキュリティ上、在宅勤務が許されていない、というパターンなら、
生活がかかっているし、出勤するのは致し方ないと思います。
日本の大手のIT系企業だと、セキュリティには厳しいから私物パソコンは使えないし、
かと言ってリモートワークできるように設定した会社のパソコンが、
1人1台貸すほどの数は無かったりしますから。
でも会社の決まりとして在宅勤務がOKなら、
あとはCADソフトのインストールと設定をする知識さえあれば、
始められるんですよね。
そのたった1つの知識が無いがために、
毎日2時間損してしまうのか。。。
もったいないことだな、と思わずにいられなかったです。
コロナウイルスをきっかけに毎日2時間の余裕ができた
でもUさんの話には続きがあった。
Uさん
「それで今まではあえて通勤していた人もいたんだけど、
もう緊急事態宣言も出ちゃったから、ウチの会社も
『みんな在宅勤務しなさい!』と通達されたのよ」
「そしたら
『CADソフトのインストールや設定がよく分からんし、面倒くさい』
と言っていた同僚も、何とかして私物のパソコンにインストールしようと、
やり方を調べたり人に聞き始めたよ」
マオ
『コロナが転機になったわけか~』
Uさん
「うん、そう!
だってCADソフトが使えなきゃ仕事にならないし、
在宅勤務できなきゃ給料がもらえないし、クビになるかもしれない」
「コロナが流行っていいとは言わないけど、
これをきっかけに働き方の常識が、ドンドン変わっているのを感じるね」
・・・と、こんな話でした。
聞いていて特に感じたのは、
面倒くさいことがあっても、
やらないとそれ以上の苦痛があるなら、
意外とスッと人は動けるんだな
ということ。
しかも
知識を得たおかげで、最初は苦労したけど、
続けて在宅勤務ができるようになったから、
往復2時間の余裕ができた。
コレってすごくないですか?
毎日2時間の余裕が作れたんですよ。
たった1つの知識を得て、実行しただけで。
まあ、インストールや設定は、経験が無ければ確かに面倒くさいですよ。
僕もそうでした。
僕は新卒で入ったのがIT系の会社なので、
「この操作をしたら、このコマンドを打ったら、どう動くんだ?」
と確認するため、色々なソフトのインストールや設定をよくやった。
初めてのものだと、マニュアルを読んでも
「結局、最低限どれを設定すれば使えるんだ?」
が分からず、いろいろ調べて知識を得ては操作を繰り返しました。
最終的に丸2日かかったこともあります(´A`。)
それでもやったのは、Uさんの同僚と同じ気持ちでした。
- 動きの確認をしないと、お客さんの質問に答えられない
- 答えられないと仕事にならない
- 仕事ができないとクビになる
クビになるくらいなら、覚悟決めてやるしか無いわ、
という気持ちですね。
でも覚悟を決めて、知識を得て実行すれば、
今まで壁だと思っていたモノが、意外と突破できるもんだ
と知らされます。
Uさんの同僚は「毎日2時間通勤しないと仕事できない」の壁を突破したし、
昔の僕も「インストール面倒くさい」の壁を超えました。
共通するのはいずれも、危機がキッカケということ。
もちろんコロナの流行は、一刻も早く収まってほしい。
でもこんな危機が無ければ、Uさんの同僚も
「私物のパソコンにインストールして、在宅勤務しよう」
と思わなかったでしょうし、
毎日2時間の通勤時間が無くならなかった。
危機というのは、今まで当たり前だと思っていたことを、
1度見直す機会になるのだと知らされます。
知識があれば時間は節約できるしライフスタイルを変えられる
このUさんの話を聞いて、改めて知識を得る、勉強する大切さを感じました。
僕は学生時代、人付き合いのストレスと比べたら、
1人でできる勉強のストレスはまだマシでしたが、
「好きだ!」という感情は無かったです。
でも今は勉強が楽しい。
なにせ
勉強すればするほど、自分の人生を楽しく、
充実させるための知識が増えるから。
たとえばワードプレスの設定。
アフィリエイトで稼ぐためのブログを書く時には定番となっているソフトですが、
これも経験ない人にとっては厄介なモノ。
僕自身も最初は
- どこからインストールするの?
- どうやって記事を書くの?
- 設定項目が多すぎるから、最低限どれをやればいいの?
- ブログを書く時に、追加した方がいいプラグインって何?
などなど、分からないことだらけでした。
正直1人でやっていたら、3日かかっていたんじゃなかろうか・・・?
でも既に導入した事がある人から、
- 最初はドメインを取って、サーバーを借りましょう
- 記事はこのボタンを押して、編集はこの画面でできます
- プラグインはコレがオススメです
と教わったら、2時間少々で終わりました。
ソフトのインストールとかWEBサービスの設定なんてのは、
機械的な作業なんで、誰がやっても一緒。
だから聞いた方が断然速いです。
これもワードプレスの知識を人に聞いた(勉強した)からこそ、
3日が2時間に節約できたのです。
だから残った時間は買い物に出かけたり、ジムに行ったりと、自由に使えます。
また「自分じゃ大したことねー」と思っていても、
他人から見たら「金払ってでも、その知識を使った仕事を頼みたいです!」
と言われることもあります。
僕が新卒で入った会社で、上司からこんな話を聞きました。
上司
「今じゃ流石にムリだけど、2000年代の始め辺りだと、
業務用ソフトのインストール作業で300万円稼げる案件が、
企業から来ていたなあ」
マオ
『それはすごいです!
300万円のインストール案件って、どんなことをされたのですか?』
上司
「それが全然、大したことはやらなかったんだ。
インストール用のCD入れて、画面の説明文に従って、
設定項目(インストールするフォルダやユーザ名など15個くらい)を指定して、
[インストール]ボタンを押す。
これだけ。」
マオ
『え~★驚き★
僕たち皆が毎日のようにやっているレベルじゃないですか!
しかも15分もあれば終わりますよ!」
・・・という感じ。
15分で終わるインストールの仕方1つ知っているだけで、
300万円稼げる。
その時は
「もうちっと前に知っていればなあ。。。1人で300万円稼げたかもなあ。。。」
と割とマジメに悔しがりましたね(笑)
知識があるだけで、差がものすごくつく例です。
これらはほんの一例で、あらゆる分野で知識のある無しは、
それだけで大きな差が着きます。
コミュニケーションもそう。
知識があれば
- どう話しかけていいか分からない
- 自分からカベを作ってしまう
- デートに誘ったけど話が盛り上がらず、次誘えなかった
という悩みも解消できます。
これは僕自身が、
コミュニケーションの上手い下手は、幼い頃に形作られた性格とか、
言葉にできないセンスで決まるもの
とカンカンに信じ込んでいたのが、知識を得た結果
コミュニケーションの型を知り、身につければ、
性格やセンスなんて関係無しに上達できるし、
人生を変えられるんだ!
と知らされたからこそ、言えることです。
僕がコミュニケーションを学んでどう変わったか?
はこちらの記事で詳しく書いているので、
どうぞ読んでみて下さい↓
どもりで解雇寸前だった僕が7000人にスピーチして話す恐さが消えた話
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